ジェフ・ベックという商品 2006.09.11

ロングセラー商品

世界一コピーが難しいと言われているギタリスト
「ジェッフ・ベック」
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと共に、三大ギタリストと呼ばれている。

とてつもないテクニシャンかと思えば、そうではない。
ギターを真剣に3年もやれば、音使いだけはコピーできるだろう。

では、どこがコピーできないのか?
ニュアンスがコピーできない。

あのチャーが、英語でしゃべらないとに出演した時に言っていた。
「ジェッフ・ベックと一緒にセッションをやったけど、
どうやって弾いているかわからなかったと…」

ジェフは、ロックギタリストにしては珍しく、ピックを使わずに指で奏でる。
そして、フェンダーのストラトキャスターのトレモロアームを
まるで身体の一部のように自在に扱う。

これが、彼の奏でるニュアンスの秘密。
しかし、こんな理屈がわかってもマネはできない。

時には爆撃音に聴こえ、時には小鳥の囀りに聴こえる。
はたまた、F1のコーナリングのごときスリリングであったり、
恋人が耳元で囁きあうようにロマンチックだったりと
変幻自在のニュアンスを醸し出す。

ジェフのトーンを聞いていると、感情が奮い立ったり、静寂の瞬間を感じたりと、
喜怒哀楽を自然に体感できる。
不思議なんだけど、身体が無理をせず、自然に反応するのはなぜか?

進化し続ける60歳!
ロングセラーの秘密はここにあるのかもしれない。

一時のヒットはタイミングさえ合えば何とかなる。
しかし、ロングセラーとなると…
強烈なオリジナリティと、人々の喜怒哀楽を覚醒させる何かが必要なんだなぁ。
「新しいけど、懐かしい」
これに尽きるかな…

おすすめは「cause weve ended as lovers」です。


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