
ここ数年、マーケティング業界は「ターゲットやコンセプトの絞り込み」と
言われている。
実店舗はもちろんネットショップも、当然同じ潮流だ。
むしろ、インターネットの性格上、ネットショップの方が
そのことは先に顕在化していた。
僕はず〜っと考えていたんだけど、絞り込みの逆である
「大ヒット商品はもう生まれないのか?」ってことを。
理論的には答えはあったが、何かしっくりいかなかった。
大ヒット商品は無理ということを時代や社会のせいにするのは
簡単だが、本当にライフスタイルの多様化や趣味の多様化が原因で、
大ヒット商品は生まれないのだろうか?
メガヒットなんて商品は「携帯電話」以来登場していないかもしれない…
そんなにみんなの趣味趣向はバラバラなのか?
僕はそうでないと思う。
誰もが抱いている「メガ意識」を商品供給側の企業が
忘れているのではないか?
「ちびっ子も、ティーンズも、OLも、パパも、ママも、
じいちゃんも、ばあちゃんもが支持する商品ってあるんじゃないか!」
っていう仮説が僕の頭の中をよぎる…
誰もが不便に思っていること、誰もが不満を持っていること、
誰もが憧れるもの、誰もがかっこいいと思うもの…
そんなことを考えていたら、そんな本が発売された。
日本テレビ放送網プロデューサーの五味一男著の
「ヒット率99%の超理論」。
五味さんは視聴率20%以上の番組を数々手掛けてきた。
さすがに説得力がある。
時代は必ずゆり戻しがやって来る。
ある特定の層にメチャクチャ受ける商品ばかりが市場に出回ると
その反動で、ピンク・レディーや山口百恵のように万人受けする商品を
求める。
「メガ意識」とは何かを真剣に探す時期かもしれない…
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