先週の気になるマーケティングニュース 2007.03.18

先週の気になるマーケティングニュース

先週、メディアに流れたニュースや個人的な体験の中から気になるものを
マーケティングの観点からピックアップしてみた。

●ゴッホが生前に売れた絵画は1枚だけ…
 NHKの迷宮美術館ゴッホの特集があった。
 そのひとこまで「ゴッホが生前に売れた絵画は1枚だけ」という話を聞いた。
 1枚しか売れなかったということは、世の中での評価は皆無に等しい。
 では、誰がゴッホを有名にしたのか?
 実は、ゴッホの弟の嫁さんがゴッホを世に出したそうだ。
 ゴッホが亡くなり、後を追うようにゴッホの弟も世を去った。
 残されたゴッホの弟の嫁さんは、世の中にゴッホの絵画を広めることを
 人生の目的とした。
 無名であるゴッホの絵画を若い画家に見せ、啓蒙活動をおこなったようだ。
 どんな商品でも、世の中に出し、売れるようにするには大変である。
 しかし、一人の志が、それを可能にする。

●ネット社会の行く末は…
 韓国で「UCC」という動画投稿が活況を呈しているらしい。
 アメリカには「YouTube」という化け物級の動画投稿サイトもある。
 このようなサイトから、稀ではあるがとんでもない才能を
 発掘できることもあるだろう。
 もちろん、それを期待して投稿する人も多いはずだ。
 ネットの行く末は、個人放送局時代に突入している。
 そして、本格的にコンビニエンス・オーディション社会の到来が
 予想される。

●今週のベストセラーから
 今朝、新聞を見ていると東京と新潟の書籍ランキングが掲載されていた。
 見渡すとタイトルに共通点を発見。
 ・不動心(松井秀喜著)
 ・鈍感力(渡辺淳一著)
 ・教育力(齋藤孝著)
 ・つっこみ力(パオロ・マッツァリーノ著)
 とにかく「力」という言葉を使っている書籍が多く
 ランクインしている。
 そんなに「力」不足を痛感する社会なのか…
 先程書いた、オーディション社会の到来を感じ取れば
 力なきものは去らなければいけない。
 そういう意味では、人並みはずれた「力」が必要なのは言うまでもない。
 
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