マーケティングのシーズン性を疑う 2007.08.12

昨日、本日の2日間に渡り、マーケティングリサーチのため、
店舗視察へ出かけた。
流石にお盆だけあって人手は多かったが、リサーチ対象の商品群の
動きははっきり言ってイマイチ…

「この時期が一番売れると言うが本当か?」という疑問符が
アタマの中をゆらゆら…

もう十数年前から、百貨店やスーパーの衣料品のバーゲンは
どんどん前倒しになっている。
その反面、売る側の意図とは裏腹に、使う直前にならなければ
益々売れない商品も多くなっている。

僕は以前からシーズン性を疑ってはいた。
食を見れば明らかだが、シーズン性はどんどんなくなっている。

鍋物は夏場でもエアコンがビンビン冷えた部屋で食べるだろ!
冬でもアイスクリームは食べるだろ!
同様にファッションもそうだ。

「シーズンに準じたマーチャンダイジング」ってどうなんだろう?
そんな神話を信じているのは、売る側だけかもね。

世の中、どんどんワガママになっている。
好きな食べ物や好きな服を、いつでもどこでも食べたり着たりなんて
ニーズが当り前になった。
携帯電話やi-podに顕著に顕れている。
カーナビにも顕れている。
24時間営業にも顕れている。

しかし、何でもそうだが「反動」ってものが必ずあるのも世の中の常だ。
ストイックなマーケットっていうのも出てきそうだが…
どうだろう?

便利、便利もいいが、度を過ぎると人間本来の自然のリズムを壊して
しまいそうで怖い。欲望はどんどん拡大する。

商品開発も拡大する顧客のニーズばかりを聞いてられない。
顧客は良いかもしれないが、社会としてとんでもない方向に行く
可能性は高い。

こんな時こそ、企業の倫理観や理念が問われているのかもしれない。

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